次男の干支のむかし話

干支の順番決め

神様の家に届いた順番に決めるんだよ。
牛は12支になりたいと思い神様の家にいった。
1番だと思っていたけど、ねずみが先に来て
隠れていたので、ねずみが一番　牛は2番

虎が俺の足にはかなわないだろうと、
走ってきたが、それより先にねずみと牛がいて3番
それから、虎は牛がじゃまで牛の背中を引っかいたり、
牛のお尻をかむようになった。
その後うさぎがきて、うさぎも早く跳ねてこれるけど
やっぱり虎にはかなわなかったので4番

辰と蛇は神様の家の前でばったり会った。
辰はいっぱい修行して、空を飛べる竜だから
蛇は辰に先を譲って　辰が5番　蛇は6番
馬は、ずーーっと走ってきたがそのまま7番

猿、鳥、犬の3匹は途中で喧嘩をしていた。
その間を羊が通りぬけて8番

喧嘩は、猿と犬がしていたのだが
鳥は止めろと仲裁に入って、3匹で喧嘩になってしまったらしい
犬がこんなことしてる場合じゃないと、
神様の家にみんなで走って行った
神様の家に着いたとき、また猿と犬が喧嘩になり
神様は真中に鳥を入れた
猿が9番　鳥が10番　犬は11番

もうこれで全員かとたずねたら、
「まってくれ〜　おらもいれてくれ！」と
いのししが入ってきて12番

猫も入りたかったけど、ねずみに日にちを聞いたら
1月3日と教えられ・・・ほんとは2日で、
1日遅れてしまったら、「神様に顔を洗って出直してこい」
と言われ、それから猫はいつも顔を洗ってる
そしてねずみを見ると、必ず追いかけてしまうようになったとさ

最後に、いたちも入りたかったのだけど
神様のお知らせが聴こえなくて　
神様に頼んだけど変えることはできないといわれた。
でも、月の初めをいたちの日にしてやろうと
「ついたち」と言われるようになったとさ！

むかし、私も母に教わったことがありましたが
全部覚えきれないまま、忘れていました。
それを、次男が学校で聞いてきたことを
話してくれた。1回で覚えてきたらしい。
母より頭いいんだろうね・・・（笑）